【オススメ情報】家電・家具をオトクに片付ける方法

引越しやお部屋の整理や買い替えなどで不用となった家電や家具。できるだけ手早く片付けたいものです。
しかし、そこでふと浮かぶ素朴な疑問。
「それで、どうやって片付けるんだっけ?」
そんなあなたに、もっともスムーズかつ、ちょっとおトクに家電や家具を片付けできる情報をお届けします。

まずはじめに
家具・家電の処分方法を徹底比較してみました。

不用になった家電や家具は、粗大ゴミや家電リサイクル等でお金を払って引き取りを依頼する以外にもリサイクルショップに買い取ってもらったり、ネットオークションで売却することもできます。
時間・費用・手間などを考慮しながら、あなたにとって最適な処分方法を検討してみましょう!

それ、捨てるのが正解?」
処分の前に、まずは確認。

家具や家電の片付け方法は、ただ捨てるだけではありません。リサイクルが可能なものや、買取に出せば実は意外な値段で売れるものもあります。まずは、片付けしたいものがまだ使えるか使えないかを判断すると良いです。

故障・破損している。大きなキズや汚れがある。購入してから10年以上経過しているものが主な対象。

〈依頼先〉

  • 粗大ゴミとして廃棄・家電リサイクル・不用品回収業者に依頼・ネットオークション・フリマアプリにジャンク品として出品

使用に差し支えがない。中古だがダメージの少ない美品。購入年月・製造年式7~10年以内が目安。

〈依頼先〉

  • リサイクルショップ出張買取・ネットオークション・フリマアプリに出品・引越時にまとめて買取・処分

処分方法1 
粗大ゴミとして廃棄処分する:

1.各自治体のウェブページから粗大ゴミの収集を依頼。

ルールを守って、正しく処分。

家具・家電の処分には、粗大ゴミに出すという方法が一般的。しかし、捨てる際にはさまざまなルールがあります。
小さなものなら指定日にゴミ集積所に出すことができますが、一辺の長さがおおむね30センチメートルを超える大型の家具や家電は粗大ゴミとして自治会に回収してもらう必要があります(※粗大ゴミの基準サイズは地域によって異なります)。

マットレスなどによっては自治体回収のない種類も出てきております。
また、家電リサイクル法に定められた品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など)やパソコン本体については粗大ゴミとして処分することはできません。

  • 指定日にゴミ集積所に出すか、自治体に回収を依頼します。
  • 家電リサイクル法に定められた品目は、粗大ゴミとして処分できません。
  • 収集所に自分で持ち込めば処分費が安くなるケースも。
  • 処分後は適性に処理される安心感。
  • 各自治体で定められた処分費用がかかる。
  • 大型品の屋外搬出は自身で行う必要がある。
  • サイズ計測や、シール購入など手続きが面倒。
  • 引取日時は指定で、回収までに時間がかかる。

廃棄処分の流れ

各自治体のウェブページから粗大ゴミの収集を依頼。
指定する場所(郵便局・コンビニ等)で対象物に応じた粗大ゴミシールを購入。
決められた回収日時に指定場所に搬出。(持ち込みも可能)

主な処分対象アイテム


【家電】電子レンジ・オーブントースター・掃除機・ガスレンジ・ファックス・ファンヒーター・扇風機・こたつなど

【家具】食器棚・ソファー・タンス・クローゼット・衣装ケース・カラーボックスなど

※一辺の長さがおおむね30㎝以上の家具や家電(家電リサイクル対象品目を除く)

処分方法2
家電リサイクル法に従って処分する
(一部家電のみ):

豆知識!家電リサイクル法

家電リサイクル法の正式名称は「特定家庭用機器再商品化法」。一般家庭などから出た電化製品(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など)から、再利用が可能な材料をリサイクルして廃棄物を減らすことで、資源の有効利用を推進する法律のことです。
対象品目は下記の4つ。また、リサイクル料金も品目によって異なります。

家電リサイクルの対象品目


・特定の家電製品(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など)は、家電リサイクル法に基づいて処分します。

家電リサイクル法の正式名称は「特定家庭用機器再商品化法」。一般家庭などから出た電化製品(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など)から、再利用が可能な材料をリサイクルして廃棄物を減らすことで、資源の有効利用を推進する法律のことです。
対象品目は下記の4つ。また、リサイクル料金も品目によって異なります。

  • 法律のもと適正な処理で安心。
  • リサイクル後の状況を確認できる。
  • 処分には一定のリサイクル料金が必要。
  • リサイクル料金とは別途収集・運搬料がかかる。
  • 処分品ごとに問い合わせ先が異なり、作業負担が発生。

家電リサイクルの流れ

廃棄処分したい家電を購入したお店か、買い替えするお店に引き取りを依頼
また購入店が近くにない場合などは、地域の自治体に相談を。
(引き取りの方法は店舗によって異なります)
「家電リサイクル券」に必要事項を記入。
(家電リサイクル券は回収時、または店頭で記入)
郵便局に回収料金を振り込み、回収を待ちます。
指定された引き取り場所に直接持ち込む方法もあります。
(回収には運搬料も必要)

処分方法3 
不用品回収専門業者に引き取ってもらう:

費用はかかるも、手間なくスピーディー。

とにかく早く処分したいなら、不用品回収専門業者に依頼するのがスムーズです。リサイクルできないほど古かったり、ダメージがある家具や家電も引き取ってくれます。
また、家の中から品物の搬出もしてくれるので、重量のある荷物でも安心。多くの場合、回収を希望する日時の指定もできます。
一部、買取可能な品物もありますが、引き取りに際して料金が発生する場合が多く、大型の電化製品などモノによっては高額な費用が発生するケースがあります。
料金設定が分かりやすい業者を選び、事前に細かく見積を取るなど確認してから依頼しましょう。

  • 手間なく素早く不用品を処分できる。
  • 希望日時に回収に来てもらえる。
  • 高額な回収費用が発生するケースあり!

不用品回収の流れ

事前に電話やホームページから各業者にお申し込み。回収希望日を予約。
オンライン等で簡易見積。
スタッフが自宅まで来て荷物を運び出し。その場で回収代金の支払い。

処分方法4
リサイクルショップの出張買取で売却する:

ラクラク売れて、おこづかいもゲット!

粗大ゴミに出すと費用がかかりますが、リサイクルショップに売れば収入になります。
特に大型の家具や家電などは、自宅まで引取に来てもらえる「出張買取」が便利。
シーズン前の季節家電や、大型冷蔵庫、人気のドラム式洗濯機などは意外な高値がつくケースも。
また無印良品やニトリなど定番ブランドのものやデザイナーズ家具も廃棄より買取のほうがおトクなので「使わなくなったものを現金に換えたい」、「捨てるのはもったいない」という方はリサイクルショップの買取をオススメします。
なお、買取条件は店舗によって異なるので、事前に問い合わせて見積を頼んでみましょう。

  • お金をもらって不用品を処分できる。
  • 自宅で査定、買取、搬出すべて対応してもらえる。
  • 査定額に納得がいかない場合は買取キャンセルOK。
  • 品物の内容・状態によっては買取できない物がある。

出張買取の流れ

事前に電話やホームページから各業者にお申し込み。
スタッフが自宅まで来て品物を査定。査定後、即現金か振込で支払い。
当日に品物の運び出しまで行ってくれる。
※買取のフローは業者によって異なります。

主な処分対象アイテム


【家電】冷蔵庫、洗濯機、テレビ、電子レンジ、ガステーブル、炊飯ジャー、シーリングライト、空気清浄機、掃除機、BD・DVDレコーダー、コンポ、エアコン、除湿機、石油ファンヒーター、石油ストーブ、ガスファンヒーター、ワインセラー、冷凍庫、ホームシアターセットなど

【家具】食器棚、ソファー、ダイニングセット、チェスト、ローボード、レンジ台、コレクションボード、キャビネット、シューズボックス、本棚、リビングテーブル、AVボード、テレビ、テーブル、レンジボード、キッチンカウンター、分別ダストボックス、ドレッサーなど

処分方法5
ネットオークション・フリマアプリで売却する:

納得のいく価格で売りたいなら。

時間をかけてでも、手持ちの不用品をできるだけ納得のいく金額で売りたいなら、ネットオークションやフリマアプリの利用がぴったりです。
購入希望者が多ければ思わぬ値がつくこともありますが、期待するほど金額が上がらずに終了することもしばしば。
また品物の写真撮影や文章作成、落札者とのやりとり、梱包作業と発送手配など煩雑な事務作業が多く発生するのでそれなりの手間と労力が必要です。

  • お金をもらって不用品を処分できる。
  • より高値で売れる可能性がある!
  • スマホからでも気軽に出品できる。
  • 取引に関する各種手続き・事務作業が面倒。
  • オークションの場合、安値で落札されるケースも。
  • スマホアプリの場合、入金までに日数かかる。
  • 落札者とのやりとりでトラブルが発生する場合も。

出張買取の流れ

スマホ等で品物を撮影。出品するための文章を入力。
インターネットにアップロード。入札希望者からの質問対応。
(オークションサイト・フリマアプリに登録していない場合は先にID登録が必要)
落札後は丁寧に梱包して発送手続きを行う。

処分方法6
引越の時にまとめて売却する:

一石二鳥の合理的な売却法.。

引越の際に出る不用品であれば、引越業者にお願いして引き取ってもらうという方法もあります。
メリットは、一度にまとめて売却できるということ。転居前ギリギリまで不用になる家具や家電を使うことができること。回収には費用が発生しますが、効率的に処分するには最適の方法です。
希望する場合は、引越業者に問い合わせてみましょう。

  • 引越と買取の見積もりが一度で完結。
  • 不用なものを売った分だけ、引越金額が安くなる。
  • 買取品は引越当日まで使える。
  • 海外リユース品としても資源を有効活用。
  • 買取、無料回収できない物は有料処分になる。

(引越当日までは使用可)

引越買取の流れ

引越と同時に買取希望品の見積を依頼。
専用のダンボールに梱包し、買取品を荷造り。
引越作業と同時に不用品の見積・買取。荷物の搬出~引越作業完了。

主な処分対象アイテム


【家電】エアコン、冷蔵庫、洗濯機、レンジ、掃除機等の大型中型家電からアイロン、ドライヤー等の小型家電まで(取扱い目安:製造より10年)

【家具】食器棚、ソファー、タンス、クローゼットから衣装ケース、カラーボックス等の大小の家具インテリア(取扱い目安:購入より10年)

【贈答品】食器、タオル、毛布等。ミントン、ウェッジウッド、マイセン、ヘレンド、ジノリ、ナルミ、バカラ等のブランド品は高価買取

【インテリア雑貨】時計、造花、フォトフレーム、ガラス置物等、お部屋にあるインテリア雑貨

【デジタル機器】液晶テレビ、レコーダー、BLプレーヤーデジカメ、デジタルビデオカメラ、コンポやウォークマンなど大型から小型までのAV機器等

【スポーツ用品】ウィンタースポーツ、マリンスポーツ、テニス用品、ゴルフ用品、テニス、野球、サッカー自転車等

【アウトドア用品】ランタン、バーナー、コンロ、テント、寝袋、ザック、マウンテンパーカー、トレッキングブーツ等。コールマン、ノースフェイス等のブランド品は高価買取

【楽器】ギター、トランペット、キーボード、シンセサイザーからミキサー、アンプ等。人気モデルは高価買取

※買取ができない品物は無料回収、もしくは有料回収になります。(業者によって異なる)

まとめ 
「時間」「費用」「手間」のバランスで
最適な処分方法は。

家具・家電の処分方法にはそれぞれ特徴があり、時間と手間を節約すれば、お金がかかり、お金を節約すれば、時間と手間がかかります。
ポイントは、「時間」と「費用」と「手間」のどれを重要視するかのバランス。
まずは、スケジュールと予算を組むところからはじめて、後悔しない家具・家電の処分方法を検討してみましょう!

  1. 粗大ゴミとして廃棄処分する:
    • 指定日にゴミ集積所に出すか、自治体に回収を依頼します。
    • 家電リサイクル法に定められた品目は、粗大ゴミとして処分できません。
  2. 家電リサイクル法に従って処分する:
    • 特定の家電製品(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など)は、家電リサイクル法に基づいて処分します。
  3. 不用品回収業者に引き取ってもらう:
    • 速やかに処分したい場合や、自分で運べない大型の家具家電に適しています。
  4. リサイクルショップの出張買取で売却する:
    • 使用に差し支えない中古品であれば、リサイクルショップが買取を行うことがあります。
  5. ネットオークション・フリマアプリで売却する:
    • 自分で販売する手間はかかりますが、利益を得ることができます。
  6. 引越の時にまとめて売却する:
    • 引越し業者が不用品の買取を行うサービスを利用することも一つの方法です。

片付ける際は、時間、費用、手間を考慮して最適な方法を選ぶことが重要です。

どの方法を選ぶにしても、地域のルールや法律を守り、適切に処分するようにしましょう。